2026.03.19|カテゴリ:鼻
風邪をひいた後、鼻づまりや鼻水がなかなか治らない…。そんな経験はありませんか?実はそれ、ただの風邪の後遺症ではなく「副鼻腔炎(蓄膿症)」かもしれません。放置すると慢性化し、治療が長引くこともあるため、早めの対処が大切です。
副鼻腔炎(蓄膿症)とは?
副鼻腔とは、鼻の周りにある4対の空洞のことです。この空洞の粘膜が炎症を起こし、膿(うみ)がたまった状態を副鼻腔炎と呼びます。一般的に「蓄膿症」とも呼ばれています。風邪のウイルスや細菌感染がきっかけとなることが多く、アレルギーが関与する場合もあります。
急性と慢性の違い
副鼻腔炎には「急性」と「慢性」があります。急性副鼻腔炎は風邪をきっかけに発症し、通常は1〜2週間で改善します。一方、症状が3ヶ月以上続く場合は慢性副鼻腔炎と診断されます。慢性化すると鼻茸(ポリープ)ができることもあり、治療が難しくなります。
こんな症状に要注意
- ●黄色や緑色のドロッとした鼻水が出る
- ●頬や額に痛み・重さを感じる
- ●においがわかりにくくなった
- ●鼻水がのどに流れる(後鼻漏)
- ●頭が重い、集中力が低下する
治療法について
急性副鼻腔炎の場合は、抗生物質や消炎剤、鼻洗浄などで治療します。慢性の場合はマクロライド系抗生物質の少量長期投与が行われることが多く、治療期間は2〜3ヶ月に及ぶこともあります。薬物治療で改善しない場合は、内視鏡を使った手術(ESS)が検討されます。
まとめ
鼻づまりが1週間以上続く、色のついた鼻水が出るなどの症状がある場合は、早めに耳鼻咽喉科を受診しましょう。副鼻腔炎は適切な治療で改善が期待できる病気です。
📌 この記事のポイント
- ✓長引く鼻づまりや色のついた鼻水は副鼻腔炎の可能性がある
- ✓3ヶ月以上続くと慢性化し、治療が長引くことがある
- ✓薬物治療で改善しない場合は内視鏡手術も選択肢となる
- ✓早めの耳鼻咽喉科受診が慢性化を防ぐポイント