2026.03.17|カテゴリ:鼻
突然の鼻血に慌てた経験は誰にでもあると思います。お子さんが鼻血を出すと心配になる保護者の方も多いでしょう。鼻血の多くは心配のないものですが、正しい対処法を知っておくことで落ち着いて対応できます。
鼻血が出る原因
鼻血のほとんどは、鼻の入り口付近にある「キーゼルバッハ部位」という場所からの出血です。ここは毛細血管が集まっており、粘膜が薄いため、ちょっとした刺激で出血しやすくなっています。主な原因は以下の通りです。
- ●鼻を強くかんだり、指でいじったりする物理的な刺激
- ●空気の乾燥による粘膜の損傷
- ●アレルギー性鼻炎による粘膜の炎症
- ●高血圧や血液をサラサラにする薬の服用
正しい鼻血の止め方
鼻血が出たときは、以下の手順で対処しましょう。
- ①椅子に座り、やや前かがみの姿勢をとる
- ②小鼻(鼻の柔らかい部分)を親指と人差し指でしっかりつまむ
- ③そのまま10〜15分間、口で呼吸しながら圧迫を続ける
- ④途中で確認のために離さないことがポイント
やってはいけない対処法
よくある間違いとして「上を向く」「首の後ろをトントン叩く」がありますが、これらは逆効果です。上を向くと血がのどに流れ込み、気持ち悪くなったり、誤嚥の原因になります。ティッシュを詰めるのも、取り出すときに再出血しやすいため避けましょう。
病院を受診すべき目安
15分以上圧迫しても止まらない場合、大量に出血する場合、月に何度も繰り返す場合は耳鼻咽喉科の受診をおすすめします。まれに腫瘍や血液の病気が隠れていることもあるため、気になる症状がある方は早めに相談しましょう。
📌 この記事のポイント
- ✓鼻血は前かがみの姿勢で小鼻を10〜15分つまんで止める
- ✓上を向いたりティッシュを詰めたりするのはNG
- ✓15分以上止まらない・大量出血・頻繁に出る場合は受診を