2026.03.06|カテゴリ:鼻
「花粉の季節でもないのに鼻がムズムズする」「一年中くしゃみや鼻水が止まらない」。そんな方はダニアレルギーによる通年性鼻炎の可能性があります。特に秋はダニアレルゲンが増加し、症状が悪化しやすい時期です。
なぜ秋にダニアレルギーが悪化する?
ダニ自体が最も繁殖するのは夏(6〜8月)の高温多湿な時期です。しかし、アレルギーの原因となるのは生きたダニではなく、ダニの死骸やフンです。夏に増えたダニが秋になると死滅し、その死骸やフンが乾燥して細かくなり、空気中に舞い上がりやすくなります。そのため、秋(9〜11月)がダニアレルギーのピークとなるのです。
通年性鼻炎の症状
ダニアレルギーによる通年性鼻炎の症状は花粉症と似ていますが、一年を通じて続くのが特徴です。
- ●水のようなサラサラの鼻水
- ●連続するくしゃみ
- ●慢性的な鼻づまり
- ●朝起きたときに症状が強い(寝具のダニが原因)
家庭でできるダニ対策
ダニアレルゲンを減らすには、寝具と室内の環境整備が重要です。
- ①布団は週1回以上天日干しし、取り込む際に掃除機をかける
- ②シーツや枕カバーは週1回以上洗濯する
- ③防ダニカバーを使用する
- ④カーペットよりフローリングを選ぶ
- ⑤室内の湿度を50%以下に保つ
医療機関での治療
薬物療法では、抗ヒスタミン薬や点鼻ステロイドで症状を抑えます。根本治療としては、ダニアレルゲンに対する舌下免疫療法が保険適用で受けられます。花粉症と違い、ダニの舌下免疫療法は季節を問わずいつでも開始できるのが利点です。
📌 この記事のポイント
- ✓ダニアレルギーは夏に増えたダニの死骸やフンで秋にピークを迎える
- ✓寝具の洗濯・天日干し・防ダニカバーが効果的な対策
- ✓ダニの舌下免疫療法は季節を問わずいつでも開始できる
- ✓室内の湿度管理(50%以下)がダニの繁殖を抑える