2026.03.18
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カテゴリ:喉
「のどが痛くてつばを飲み込むのもつらい」「高熱が出てなかなか下がらない」――そんな症状が続いているなら、ただの風邪ではなく「扁桃炎(へんとうえん)」かもしれません。
扁桃炎とはどんな病気?
扁桃とは、のどの奥の左右にあるリンパ組織のかたまりです。体に入ってくる細菌やウイルスを最初にブロックする「免疫の門番」のような役割を果たしています。この扁桃に細菌やウイルスが感染して炎症を起こした状態が扁桃炎です。
風邪との見分け方
風邪でものどは痛くなりますが、扁桃炎には以下のような特徴があります。
- 38度以上の高熱が出る
- のどの痛みが非常に強く、食事や水分が取りにくい
- 扁桃が赤く腫れて白い膿(うみ)が付着している
- 首のリンパ節が腫れて押すと痛い
- 頭痛や関節痛、倦怠感を伴うことがある
扁桃炎の治療法
細菌性の扁桃炎では抗生物質の服用が基本です。処方された抗生物質は、症状が改善しても必ず最後まで飲みきることが重要です。途中でやめると再発のリスクが高まります。ウイルス性の場合は抗生物質が効かないため、解熱鎮痛薬で症状を和らげながら自然回復を待ちます。
のどの痛みが強いときは、ぬるめの水分をこまめに取り、おかゆやゼリーなど飲み込みやすい食事を心がけましょう。
繰り返す扁桃炎に要注意
年に4回以上扁桃炎を繰り返す場合は「慢性扁桃炎」や「習慣性扁桃炎」と呼ばれ、手術で扁桃を摘出する選択肢も検討されます。繰り返す高熱や喉の痛みで仕事や学校を休むことが多い方は、耳鼻咽喉科で相談してみてください。
のどの痛みが3日以上続く場合や、高熱が下がらない場合は、早めに耳鼻咽喉科を受診しましょう。適切な診断と治療で、つらい症状を早く改善することができます。
📌 この記事のポイント
- ✓扁桃炎は高熱と強いのどの痛みが特徴で風邪とは異なる
- ✓白い膿の付着や首のリンパ節の腫れが見分けるサイン
- ✓抗生物質は処方通り最後まで飲みきることが大切
- ✓年4回以上繰り返す場合は手術の検討も必要