2026.03.10
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カテゴリ:喉
お子さんの寝息がやけに大きい、いびきをかいている、口を開けて寝ている――これらの症状に心当たりがあれば、「アデノイド肥大」の可能性があります。
アデノイドとは?
アデノイドは、鼻の奥(上咽頭)にあるリンパ組織です。口を開けても直接は見えない場所にあります。免疫機能の一部を担っており、3〜6歳頃に最も大きくなり、その後は自然と小さくなっていくのが一般的です。
しかし、アデノイドが過剰に大きくなると、鼻の通り道をふさいでしまいます。これが「アデノイド肥大」です。
アデノイド肥大の主な症状
- いびきをかく(子どものいびきは正常ではありません)
- 常に口を開けて呼吸している
- 睡眠中に呼吸が止まることがある(睡眠時無呼吸)
- 鼻声になる
- 鼻水や鼻づまりが続く
- 中耳炎を繰り返す
放置するとどうなる?
アデノイド肥大を放置すると、お子さんの成長に影響を及ぼす可能性があります。睡眠の質が低下し、日中の集中力が落ちたり、成長ホルモンの分泌が減って発育に影響したりすることがあります。
また、常に口呼吸を続けることで、あごの発達に影響が出て歯並びが悪くなる「アデノイド顔貌(がんぼう)」になるケースもあります。さらに、中耳炎を繰り返すことで聴力に影響が出ることもあります。
治療はどうするの?
軽度の場合は、点鼻薬などで経過を観察します。しかし、睡眠時無呼吸がある場合や、中耳炎を何度も繰り返す場合、成長への影響が懸念される場合は、アデノイドの切除手術が検討されます。手術は全身麻酔で行われ、入院期間は通常数日程度です。
子どものいびきは見過ごされがちですが、大人と違い、子どもがいびきをかくのは正常な状態ではありません。気になる症状がある場合は、早めに耳鼻咽喉科で診察を受けてください。
📌 この記事のポイント
- ✓子どものいびきや口呼吸はアデノイド肥大のサインかも
- ✓放置すると成長・発育・歯並びに悪影響を及ぼす可能性がある
- ✓睡眠時無呼吸や中耳炎の繰り返しがあれば手術も検討される
- ✓子どものいびきは正常ではないため早めの耳鼻咽喉科受診を